里見香奈女流名人 自玉がずっと堅く、自玉を見るような展開にならなかったので、割と指しやすかったと思います。押さえ込まれる感じの将棋になりましたが、うまく仕掛けられました。序盤は清水さんの工夫に対応していこうかなと思いました。第4局もしっかり準備していけたら。(拠点の関西将棋会館ですが、の問いに)自然に、いつも通りにすればいいかなと思います。
清水市代女流六段 一度指してみたい形だったので、作戦としては自分らしいとは思っています。相手がいることなのでどういう形になるかはわからなかったですが。第4局もまた自分らしい将棋を指せればと思います。
(写真はいずれも感想戦のもの)
(翔)
大盤解説会での簡単な感想戦のあと、改めて対局室で感想戦が行われました。
(里見香奈女流名人)
(清水市代女流六段)
(谷川九段、飯野研修会員、村田女流二段が感想戦を見守っている)
(隣の間で対局を見守っていた)
(感想戦は40分ほどで終了した)
(菅井五段と井上九段がバトンタッチ)
(両対局者が入場)
(最後に両対局者が次局の抱負を語った)
現在は対局室で大盤解説会が行われています。
(終局後にインタビューが行われている)
ユニバーサル杯第38期女流名人位戦第3局は16時37分、101手までで里見香奈女流名人が勝ちました。消費時間は▲里見2時間43分、△清水2時間59分。 これで五番勝負の成績は里見2勝、清水1勝。里見女流名人の3連覇を賭けた第4局は2月15日(水)、大阪市福島区「関西将棋会館」にて行われます。
▲4五歩の局面。
控え室では△4五同金▲6三飛成△5五角▲3七桂△6三銀▲5三角成△5四銀右が予想されていました(写真は後手側から見たもの)。悪いながらも勝負と言われていました。
検討しているうちに、図の局面に。 「あれ、金がいない?」 上図から△6四歩▲4四歩△同角。清水女流六段は金を取らせて、▲6八飛なら△5五角~△7七角成を見せました。金取りを放置したことには、控え室から驚きの声があがっています。
先手の好調な攻めが続いています。
(谷川九段が検討を見守っている)
(昼食休憩明けの清水女流六段。局面はピンチが続いている)
△6七歩以下、▲6三歩成△同金▲2五銀と進んだ上図、清水女流六段の勝負手に里見女流名人がうまく対応して、優勢にたったと見られています。
(対局再開時、盤面を見つめる里見女流名人)
局面は先手ペースと見られています。 清水女流六段は△1五歩▲同歩△6七歩と、戦線を拡大しようとしています。
(15時過ぎに、ニコニコ生放送の解説が本局に切り替えられる。棋士3人が解説会に出演しており、人が少ない控え室)
(15時過ぎ、ホテルから見える風景)
(継ぎ盤を見つめる谷川九段)
(盤面が映るモニターの前は、菅井五段の指定席になっている)