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2017年2月 4日 (土)

前夜祭(4)

Zennya19(里見香奈女流名人の挨拶)

「皆さまこんばんは、里見香奈です。本日はお忙しい中、前夜祭にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。私が湯原温泉に来るのはもう結構な数で、何回来たのか分からないぐらいになっています。本当に菊之湯さんの方々が優しくて、いつも温かくお出迎えしていただくので、自動ドアを入った瞬間に本当にほっとする場所でもあります。また岡山県と島根県は車で行ける距離なので、地元の方々も応援に来てくださって、私の励みになる対局でもあります。明日はそういった応援してくださる方々のことを忘れずに、とにかく一生懸命考えて、自分の力を発揮できるように頑張りたいと思っております。女流名人戦第4局を開催するにあたりまして、本当に多くの方々にご尽力をいただいております。心から感謝しております。ありがとうございます。今日明日とお世話になりますが、自分にできる精一杯のことをやっていきたいと思いますので、どうぞ皆さまよろしくお願いいたします」

Zennya20

(同じく上田初美女流三段)

「皆さま改めましてこんばんは。挑戦者の上田初美です。まず初めに長年女流名人戦を主催していただいております報知新聞社さま、そして特別協賛していただいておりますユニバーサルエンターテインメントさま、ありがとうございます。第4局を開催するにあたって岡山県、そして真庭市全体で温かく迎えてくださっていることを実感させていただきました。ありがとうございます。第3局が結構私的には完敗で負けてしまいまして、先ほど何度かお話に出ているのですが、『できたら3局で』と思っていた部分があったのですけれども、こうして4年前にもお伺いさせていただいた湯原温泉の地で、こんなにも温かいという言葉では足りないぐらい熱く迎えてくださいまして、気持ちをすっきりと切り替えて、先ほどの太鼓のように激しく、里見女流名人にぶつかっていけるような気がしました。第3局で負けてしまったのですけれども、その前から『あと1勝』という気持ちはあまりなくて、2連勝という良いスタートを切れたのですけれども、私自身は全然余裕がなくて、少しでも油断すると本当すぐ持っていかれてしまうほど、強いお相手ですので自分のできる精一杯をもって真正面からぶつかっていきたいと思っております。今日明日とお世話になりますけれども、どうぞよろしくお願いいたします」

Zennya21 (花束贈呈)

Zennya22 (里見香女流名人の隣が池田雅子さん、上田女流三段の隣が西村優花さん)

Zennya23_2(池田実行委員長から備前焼きを両対局者にプレゼント。お礼に色紙を受け取る)

両対局者はここで退席しました。

(書き起こし:夏芽記者、写真:飛龍)

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