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2017年1月

2017年1月29日 (日)

感想戦

以上で本局の中継を終わります。ご観戦いただきましてありがとうございました。

B479

B458

B485 (感想戦の様子)

(牛蒡)

解説会場へ

B424 (ファンの前で本局を振り返った)

B406

B421
(牛蒡)

終局直後

B382 (1勝を返した里見女流名人)

――序盤はゴキゲン中飛車の銀対抗になりました。

里見「やってみたい作戦でしたが、本譜の順(先手の9筋の仕掛け)はあまり想定していなかったので、実戦の中で一手一手考えながら指していました。昼食休憩のあたりはそんなにいいとは思っていませんでした。難しいと思っていました」

――よくなったのはどのあたりですか。

里見「5五の地点で総交換になったところで、少し指しやすいと思いました。△6六歩(56手目)と打てたところは、自玉を気にせず攻めることができるので、(後手が)よいのかなと思いました」

――カド番でしたが、本局はどのような気持ちで臨みましたか。

里見「盤上でできることだけを考えて臨みました。また、カド番で指したことがあまりないので、いかに力を出すかという点でいい経験になると思いました。最後の最後まで気を引き締めて指せたと思います。第1局は時間を使わなすぎて、第2局は逆に時間を使いすぎたので、その点も気をつけました」

――第4局に向けての抱負を聞かせてください。

里見「あと1週間あるので、自分のできることをやって対局の日を迎えたいと思います」

B391 (途中でひとつ見落としがあった、と上田女流三段)

――序盤はいかがでしたか。控室では△4二金(28手目)に▲3七桂を検討していたのですが。

上田「それも考えましたが、本譜の順でいこうと思って。桂を跳ねたほうがよかったですかね」

――昼食休憩のあたりはどうですか。

上田「△5五銀(48手目)と出られて、そこでひとつ大きな落としがありました。その手前でよく考えないといけませんでした。本譜も粘る順があればよかったのですが、一気に崩れてしまいました」

――第4局に向けての抱負を聞かせてください。

上田「あまり意識することなく、自分の力を出せるように頑張ります」

B370 (終局直後)

(牛蒡)

里見女流名人勝利

20170129b

里見香奈女流名人に上田初美女流三段が挑戦する第43期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負第3局は14時51分、84手で里見女流名人の勝ちとなりました。消費時間は▲上田2時間42分、△里見1時間38分。
第4局は2月5日に岡山県真庭市「湯原国際観光ホテル 菊之湯」で行われます。
(銀杏)

後手がリードを広げる

59_252手目△5五同飛に先手は▲5六歩と打ちました。ほかに適当な対応もなかったのかもしれません。ただ、これは後手優勢といわれた変化になります。先手は相当に苦しくなりました。後手は美濃囲いを維持したまま、快調に攻めています。図では△2八角成▲同角△3八飛が痛そうです。


B115
(牛蒡)

先手の受けが難しい

52里見女流名人が猛攻を仕掛けています。金銀角と次々にさばいていきました。図で▲5六歩は△7五飛▲同歩△6六歩から攻めが続きそうです。控室で検討する野月八段は「受け方がわかりません」と話しています。


B352 (継ぎ盤で検討する野月八段)

(牛蒡)

十四世名人木村義雄のお宝展2

B575 (入り口にパネル。1917年、東京・芝で撮影。左から関根、小野五平、阪田三吉)

B564

B652 (木村十四世名人の略歴)

B711 (棋士の師弟関係。左上の関根名人から右下の金井恒太六段まで7段ある)

B596 (関根名人の書)

B593_2 (関防印には旧字体で「宝珠花」とある)

関根名人は下総国葛飾郡東宝珠花村(現在の千葉県野田市東宝珠花)で生まれました。お墓も生家の近くにあります。故郷とともにある人でした。関根名人の年表、16歳の項には、「16歳で二段に昇る。当時のチャイルドブランドとして、小菅剣之助(笠寺小僧)、相川三吉(本所小僧)と並んで宝珠花小僧と呼ばれる」とありました。

(牛蒡)

十四世名人木村義雄のお宝展1

関根名人記念館(いちいのホール5階)では1月18日から3月20日まで「十四世名人木村義雄のお宝展」を開催しています。木村十四世名人は関根十三世名人の愛弟子です。関根十三世名人が「将」と揮毫した将棋盤や葵漆蒔絵の将棋盤のほか、駒11点、木村十四世名人書の掛け軸など合計14点の貴重な資料を展示しています。

http://www.city.noda.chiba.jp/eventinfo/etc/1007748/1009624.html

昨日の検分後、両対局者と関係者も展示を見て回りました。

B775

B490 (展示品を見て回る里見女流名人)

B513 (上田女流三段はある盤の前で足を止めた)

B522 (葵漆蒔絵の盤、駒は象牙に金漆の書き駒)

B542 (葵の紋)

B670 (竹部女流三段と渡辺女流初段は駒に注目していた)

B683 (影水作、関根金次郎書の駒)

B706 (阿部健七段は古い『将棋世界』など熱心に見ていた)

B622 (将棋関連のマンガも最新刊までそろえている。『ナリキン!』は野月八段監修)

B736 (好きな駒を書いてください、と関係者からリクエストがあった)

(牛蒡)

現地解説会始まる

現地では大盤解説会が始まりました。メイン会場は阿部健七段と竹部女流三段が担当。臨時解説会場は斎田晴子女流五段が解説してます。

B345 (メイン会場はプロジェクターを使って解説)

B316 (臨時解説会も盛況)

B321 (斎田女流五段は第27期の女流名人)

B332 (会場では書籍や今期五番勝負の記念扇子を販売している)

B330
(牛蒡)

対局再開

B253 (里見女流名人は12時40分には席に戻っていた)

B262 (12時45分、上田女流三段が盤の前へ)

B307 (ファンが再開の様子を見守る)

B288

B290
(牛蒡)