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2016年2月14日 (日)

終局直後

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◆清水市代女流六段へのインタビュー◆

── 女流名人の矢倉には意表を突かれたと思いますが?
清水 最近は何が起きても驚かないようになっているので、本局も驚きはなかったです。

── 終始と金が生きた将棋でした。序盤で指しやすさは感じていましたか?
清水 いえ、定跡がなく、大局観や形勢判断が大事な将棋でしたので、ずっと難しいとは思っていました。

── 優勢を感じたのはどのあたりですか?
清水 と金で駒損を回復したところで、指しやすく感じましたが、自玉が薄いので大事に指そうと思っていました。

── 勝ちを意識したのは?
清水 ▲5五角(79手目)を打ったあたりでしょうか。

── 最終局に向けての抱負をお願いします。
清水 里見四冠を相手に、五番勝負で5局指せるのは、挑戦者にとってとても嬉しいことなので、高揚感を保ったまま、いい将棋を指せるように準備したいと思います。

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◆里見香奈女流名人へのインタビュー◆

── 戦型に矢倉を選択されたことへの思いは?
里見 後手番になれば、ちょっとやってみようと思っていました。

── △8六歩(40手目)のあたりで、すでに駒組みが難しいという声もありましたが?
里見 ちょっと考えが浅はかでした。もう少し気をつけて駒組みするべきでしたが、経験をあまり積んでいない戦型なので、どういう風にもっていくか分からなくて……そこの甘さが出てしまいました。

── 形勢を損ねたと感じた局面は?
里見 昼食休憩の前あたりで、と金を作られたところは、かなり苦しいかなと思っていました。

── 第5局は大きな一番になりますが、意気込みを聞かせてください。
里見 あまりそういう対局を指すことができないので、力を出し切って、一生懸命、最後まで盤に向かえればと思います。

(夏芽)