« 午後のおやつ | メイン | 詰むや詰まざるや »

2013年1月14日 (月)

大盤解説会

20_3

現地では13時30分から大盤解説会が行われています。
解説を担当しているのは現在、山崎七段と杉本七段です。

20_4

天候がよくなかったことから参加人数が心配されましたが、昨年と同様に大盛況の入り。用意されていた座席は早々に埋まり、立ち見が出るほどになっています。

山崎七段「こんなに最初から立ち見が出るほど一杯になることはなかなかないですね」
杉本七段「有名な棋士のタイトル戦でも見たことがないですね」
山崎七段「改めて里見さんは出雲のファンに支えられているんだなーと思いました」
杉本七段「里見さんの強さの一端を見た気がします」

杉本七段「自分が棋士になったときに里見さんはまだ生まれてないことを知って、先日がく然としました」
山崎七段「里見さんとはもう(研究会で)指されましたか?」
杉本七段「横で見てたじゃないですか、私が負けたのを(笑)」
山崎七段「あ、そうでしたね。思い出しました」
杉本七段「感想戦も横から入ってきてたじゃないですか(笑)。人が悪いなあ」

20_1

20_2

大盤では52手目△3六同銀の局面が解説されていました。

山崎七段「ここで△2四銀と引く手はないですね。手厚い棋風の杉本先生でもないですよね?」
杉本七段「糸谷君(哲郎六段)なら見た瞬間、むしり取るように取るでしょうね」
山崎七段「NHK杯とか見てるとわかると思うんですが、彼はじっと相手を見るんですよね。こちらが悪手を指すと驚いたような顔をするんですよ。形勢が悪いと思ってると、盤上にのめりこむように向かうようになります」
杉本七段「彼はわかりやすいですね(笑)」
山崎七段「里見さんと上田さんはどうですか?」
杉本七段「対局室で見た限りはあまりかわらないですね」
山崎七段「ポーカーフェイスなんですね」

(若葉)

カテゴリ