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2011年2月15日 (火)

終局後のインタビュー

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【里見香奈女流名人】
--勝利を確信したのはどのあたりでしょう。
「詰ましにいったあたりです。ちょっと悪くして、最後は難しい将棋だったかなと思います」
--控え室では清水女流六段の勝利が近いと言われた時間もありました。
「悪いなりに難しいかなと思っていたので、最後まで諦めずに指そうと思っていました」
--終局直後ですが、3連勝で初防衛となりました。
「逆転ばかりで反省点は多いんですけど、踏み込んでいくところはできていたと思います」
--奪取した昨年と比べてお気持ちはいかがですか
「上座に座って対局するのは違和感があって不安もあったんですが、自分なりに堂々と指せたかなと思います」
--今後の目標を。
「今は将棋が強くなることが一番の目標です」

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【清水市代女流六段】
--清水女流六段にも勝ち筋があったと思われていましたが。
「少しいいかなと思っていましたが、具体的には…」
--1分将棋の中で難しい判断をしなければならなかったと思います。
「時間は使えばなくなるものなので仕方がないです」
--3局とも優勢な将棋を逆転で落としてしまったと思うのですが、3局を振り返って。
「いまおっしゃった通りです。ただ、新しい指し方をしてくる里見さんと指せたことはすごくよかったです」
--昨年と比較して里見女流名人の将棋の印象に違いは。
「いえ、挑戦者ですので一生懸命指しただけです」
--第38期への抱負を。
「終わったばっかりで(笑)。うーん、考えておきます」

(翔)

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