清水市代女流名人に里見香奈倉敷藤花が挑戦する第36期女流名人位戦第2局は16時33分、138手で里見倉敷藤花の勝ちとなりました。消費時間は清水2時間59分、里見2時間15分。この結果、五番勝負は里見倉敷藤花の2勝0敗となり、女流名人に王手をかけました。一方の清水女流名人はカド番となりました。第3局は2月10日、東京・将棋会館で行われます。
(銀杏)
里見倉敷藤花が寄せに出ました。後手が勝っていると見られています。
(銀杏)
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図の65手目▲4七金の局面で昼食休憩に入りました。 
(大盤解説会前だが、すでに多くの方が来場されている。指導対局を観戦する人が多い)
(銀杏)
2筋の歩を交換した清水女流名人は▲2三歩と垂らしました。この歩はタダで取られてしまう恐れがあります。清水女流名人はどのような攻めの構図を描いているのでしょうか。
(銀杏)
(大盤解説会場)
現地では13時から大盤解説会が予定されています。解説は中村修九段、聞き手は野田澤彩乃女流1級です。大盤解説会の入場者の応募は終了していますが、臨時大盤解説会場も開催されますので、そちらをご利用ください。
詳しくはhttp://www.city.noda.chiba.jp/osirase/osirase20081120.html
序盤で駆け引きがありましたが、結局18手目△5二飛で里見倉敷藤花の中飛車となりました。以下は駒組み合戦。9時40分ごろには36手目△8三銀まで進みました)
(銀杏)
清水市代女流名人に里見香奈倉敷藤花が挑戦する第36期ユニバーサル杯女流名人位戦五番勝負第2局は1月31日9時、千葉県野田市「関根名人記念館」にて行われます。
里見倉敷藤花の先勝で迎えた第2局。清水女流名人が1勝返すか、里見倉敷藤花が連勝して女流名人に王手をかけるか注目の対局です。
午後1時40分過ぎ、解説会場で本田女流二段が「あ、指しました」と声を上げた。
図は40手目△7五金の局面。清水女流名人はこの△7五金に約40分考えた。里見倉敷藤花はすぐに▲7八飛と応じた。豊川七段が解説する。
「(△7五金に)これには▲7八飛と引きたいですね。そこで△7六歩▲8四歩△6六金▲8三歩成△7五飛▲8八飛△7七歩成▲同桂△同金▲8四飛と進むのが自然な手順ですかね」、と、途中で本田女流二段と意見を交わしつつ今後の進行を予測する。そして、その局面を「先手もち」と判断した。
「先手は次に▲7二とと入る手がでかいです。歩がたくさんあれば端を突いてあやしくできるんですけど、先手が歩をたくさん持っているのもでかいですね」、と語った。
座って指し手を待つこと数分。本田女流二段が中継されている棋譜をノートパソコンで確認し、大盤に再現していくと、下の局面が盤上に現れた。
図は47手目▲8八飛の局面。対局は解説通りの手順で進行し、豊川七段の予測は見事に的中した。肝心の形勢は、里見倉敷藤花がリードしているようだ。
大盤解説会は終局までをフォローする予定。
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清水女流名人の昼食は、「あつあつ煮込み吉田うどん(小鉢・いなり寿司・冷奴)」。小鉢はごま豆腐で、上にはカニの卵が添えられている。煮込みうどんは味噌で味付けがしてある。どれもおいしそうだが、天気のいい日なので冷奴が目を引く。喉越しを想像しただけでちょっと堪えられない気分になる。
里見倉敷藤花の昼食は「本日のカップスープ」にフルーツとケーキ、紅茶。「あまり食べられないんです」と語っていた通り、軽めの食事である。「本日のカップスープ」はカリフラワーのスープ、カプチーノ仕立て。ホテルの方には「泡が消えないうちに撮ってくださいね」と言われた。どうやら泡がポイント、のようである。
対局再開は午後1時から。
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図は30手目△8四金の局面。この手に対して里見倉敷藤花が考えている。▲5八金左と陣形を整備するのが普通だが、この手をチャンスと見て仕掛ける順を考えているのかもしれない。
(※局面をクリックすると大きい画像でご覧になれます。)
中継室には午前10時ごろ豊川七段が訪れ、その後入れ替わる形で本田女流二段が来訪。盤を使って棋譜を並べる。 すると再び豊川七段がやって来て、二人で盤を挟んでの検討が始まった。▲4五歩と仕掛ける手や、▲5八金左、▲3六歩などさまざまな手が出てきては、その後の展開がササッと並べられる。
▲5八金左に△5二金という手を豊川七段が指すと、本田女流二段が「はあー、金上がりですか……」と感嘆する場面も。
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前夜祭では、報知新聞社の小松崎和夫会長から主催者挨拶があり、続いて米長会長が乾杯を兼ねて挨拶。そのまま歓談となった。両対局者の挨拶はなし。
富士急行株式会社の澤辺正恭専務取締役が「わが社の社員は年一回富士山に登ります」と話すと、それに米長会長が「それじゃあ女流棋士も年に一回富士山に登りましょう」と応え、清水女流名人が「えー!」と驚く場面もあった。
(左-清水女流名人と小松崎会長 右-里見倉敷藤花と澤辺専務取締役、米長会長)
■先付 巻海老艶煮 蕪サーモン寿司 黄金数の子翁巻 芽磁姑 花豆 たらの芽
■お造り
■強肴 あしたか牛ロースト 錦野菜巻 人参 胡瓜 白葱 昆布正油 山葵
■焼物 金目鯛柚香焼 うるい浸し酢味噌 はじかみ
■煮物 新筍土佐煮 山中鴨つくね 南瓜
■揚物 真鱈唐揚 地野菜
■お食事 山芋そば
■甘味 旬華特製デザート
なお、写真には載っていないが「お椀(蛤安平)」も出されている。料理長は田村道男さん。
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午後6時に行われた検分の様子。一回目では見られなかった米長邦雄会長の姿が見える。米長会長は山梨県出身。過去にこのホテルで行われた名人戦に対局者として訪れたことがあるという。
問題となっていた部屋の暗さだが、四隅にライトが追加されたことで、暗さが気にならない程度の明るさに落ち着いた。また空調の音についても問題はないようで、関係者からの「大丈夫でしょうか」との問いに、清水女流名人は「今の状態で(空調が)ついているのであれば、気にならないです」と答えていた。
二回に分けて行われた検分は、始まって十分と経たないうちに無事終了した。続いて関係者から「前夜祭は6時半からの予定で……」とスケジュールが告げられると、米長会長は「もう少し早くできない? 会長が早くビールを飲みたいと言っている、と伝えなさい」と要求。思わず周囲の顔がほころぶという一幕があった。
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1月24日(日)午前9時より、ユニバーサル杯第36期女流名人位戦五番勝負第1局が開幕します。清水市代女流名人に対する挑戦者は、里見香奈倉敷藤花。タイトル戦での両者の対局は、2008年・第16期倉敷藤花戦以来となります。
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