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2010年1月

2010年1月31日 (日)

本局の棋譜

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(本局も観戦ありがとうございました。第3局は2月10日9時に東京・将棋会館で行われます)

(銀杏)

感想戦写真 2

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(感想戦の様子)

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(感想戦は17時35分に終了した)

(銀杏)

感想戦写真

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(里見香奈倉敷藤花(左)は連勝で女流名人に王手をかけた。清水女流名人(右)は厳しい状況だが、笑顔を見せ、まだこれからの雰囲気)

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(感想戦の様子)

(銀杏)

大盤解説会場へ

終局後、両対局者はファンが観戦している大盤解説会場へ向かいました。

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(里見倉敷藤花。終局後とあって、緊張がほぐれていない様子)

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(両対局者が大盤解説会場に現れると、場内から割れんばかりの拍手が起こった)

(銀杏)

里見倉敷藤花、連勝を果たす

Joryumeijin201001311_138 清水市代女流名人に里見香奈倉敷藤花が挑戦する第36期女流名人位戦第2局は16時33分、138手で里見倉敷藤花の勝ちとなりました。消費時間は清水2時間59分、里見2時間15分。この結果、五番勝負は里見倉敷藤花の2勝0敗となり、女流名人に王手をかけました。一方の清水女流名人はカド番となりました。第3局は2月10日、東京・将棋会館で行われます。

(銀杏)

16時ごろの大盤解説会

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(16時ごろの大盤解説会の様子。山田久美女流三段が聞き手を務めている。臨時解説場では関根女流五段と斎田女流四段が解説している)

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(臨時大盤解説会場では野田市の商工会議所による売り場コーナーがあり、さまざまなお土産を販売していた)

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(青野九段による、大盤解説会用の詰め将棋。盤上が「ト」と「ラ」になっている)

(銀杏)

里見倉敷藤花、寄せに出る

Joryumeijin201001311_122 里見倉敷藤花が寄せに出ました。後手が勝っていると見られています。

(銀杏)
.

清水女流名人、残り時間5分を切る

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(15時45分ごろのモニターの様子)

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(残り1時間を切ると、記録机にそれを示す紙片が置かれる。そして、1分使うごとに60から一つ一つ線を入れていく。清水女流名人は残り5分を切っている。それに対して、里見倉敷藤花はまだ、紙片が置かれていなかったため、まだ1時間以上残していると見られる)

(銀杏)

後手良しの情勢

Joryumeijin20100131_87 チャット解説の伊藤四段は図の▲2七飛から△2五桂▲同飛△1九角成で後手良いと思います」と解説。里見倉敷藤花の手順が巧妙だったようです。

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(野田市は西は江戸川、東は利根川、南を利根運河(江戸川と利根川をつなぐ人工河川)に三角形状に囲まれている。「関根名人記念館」は江戸川のすぐ近くで、ランニングや自転車競技の練習などで利用する人が多い)

(銀杏)

清水女流名人、残り30分を切る

Joryumeijin20100131_82 図は82手目△6三銀まで。本格的な戦いはまだ始まっていません。しかし、清水女流名人の残り時間は30分を切りました。里見倉敷藤花はまだ1時間15分ほど残しています。

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(「いちいのホール」から北に100メートルほど歩いていくと、関根金次郎十三世名人の墓がある。関根十三世名人は静かに本局を見守っていることだろう)

(銀杏)

15時ごろの大盤解説会

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(臨時大盤解説会は満席で立ち見が出ている。大盤解説会場では斎田晴子女流四段が聞き手を務めている)

15時過ぎの対局室

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(押したり、引いたりの攻防が続く。そんな中、清水女流名人の持ち時間がみるみるなくなっていく)

(銀杏)

午後のおやつ

14時30分になり、午後のおやつが出されました。清水女流名人は、みたらし団子、あんこの団子、カフェオレ。里見倉敷藤花はイチゴのショートケーキと紅茶。
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(写真左は清水女流名人のおやつ。写真右が里見倉敷藤花のおやつ)

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(対局者が飲み物を口に運ぶ(モニターからの様子)

(銀杏)

14時過ぎの控え室

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(14時過ぎの控え室。関根紀代子女流五段、斎田晴子女流四段、宇治正子女流三段が検討している)

(銀杏)

清水女流名人、自陣角で攻撃

Joryumeijin20100131_71 清水女流名人は▲3八角と自陣角を打って▲7四歩の攻めを狙いました。また、後手玉を狙って威力を発揮しそうな角です。伊藤四段は「△3三桂と指してみたいです。▲7四歩には△2六歩▲7三歩成△同金(△同玉もある)と桂馬を取られますが、先手も歩切れで難しい」と解説していました。実戦は△5六歩。軽い突き捨てで角筋を止めようとしています。

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(対局場の「いちいのホール」。以前は関宿町の役場だった。現在は野田市関宿支所や、図書館、「関根名人記念館」などとして使用されている)

(銀杏)

大盤解説会の様子

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(大盤解説会の様子)

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(聞き手の野田澤彩乃女流1級(左)。解説の中村修九段(右))

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(別室では臨時大盤解説会が行われている。青野照市九段が担当。すでに多くの人が観戦している)

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(ジョークを交えながら解説する青野照市九段)

(銀杏)

関根名人記念館

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(若いころの関根金次郎十三世名人)

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(関根十三世名人ゆかりのものが展示されている)

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(蔵書は合計で約2000冊とのこと。まだ展示しきれていないものもあるという)

(銀杏)

里見倉敷藤花、△2五歩を着手

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(里見倉敷藤花は指し手を決めていたのか、対局が再開されるとすぐに着手した)

清水女流名人

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(対局再開時の清水女流名人)

(銀杏)

里見倉敷藤花

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(対局再開前の里見倉敷藤花)

(銀杏)

対局再開時の対局室

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(大盤解説会を観戦される方を対象に対局の様子が公開された)

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(対局再開時の対局室の様子)

(銀杏)

対局再開後の一手は△2五歩

Joryumeijin20100131_66 13時になり、対局が再開されました。里見倉敷藤花の着手は△2五歩。控え室では予想されていない手でした。
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(第68期名人戦の会場となる「野田市 市民会館」の入り口。国の有形文化財に登録されている。「関根名人記念館」からは離れたところにある)
(銀杏)

本局で使用されている駒

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(本局で使用されている駒は鷹山師作の関根名人書。「関根名人記念館」で指されている本局にふさわしい駒といえよう)
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(昼食休憩時の盤面)

(銀杏)

昼食休憩

Joryumeijin20100131_65_2図の65手目▲4七金の局面で昼食休憩に入りました。

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(大盤解説会前だが、すでに多くの方が来場されている。指導対局を観戦する人が多い)

(銀杏)

対局者の昼食

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(対局者の昼食は二人とも幕の内弁当)

(銀杏)

指導対局

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(地元の支部の方を対象に指導対局が行われました)

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(左から中村修九段、青野照市九段、野田澤彩乃女流1級)

伊藤四段の解説

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伊藤真吾四段「△4二角(図)は△3三角よりも得をしていますね。▲2九飛△2四歩▲4五歩△同歩▲同桂の時に角取りになっていないからです。ただ▲2九飛△2四歩に▲2二角と打ち込む強襲が見えます。それは△3三桂と跳ねられて▲2四飛△4五桂▲2七飛△3七桂成▲同飛△2三金(参考図)で先手の攻めが失敗かもしれません」(チャット解説より)

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(清水女流名人が対局前に用意されていたお菓子に手を伸ばした)

(銀杏)

清水女流名人、先攻

Joryumeijin20100131_49_2 2筋の歩を交換した清水女流名人は▲2三歩と垂らしました。この歩はタダで取られてしまう恐れがあります。清水女流名人はどのような攻めの構図を描いているのでしょうか。

(銀杏)

まめバス

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(野田市のコミュニティバスの「まめバス」。野田市は醤油や枝豆の産地として知られる。枝豆は未成熟な大豆を収穫したもの)

(銀杏)

大盤解説会の案内

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(大盤解説会場)
現地では13時から大盤解説会が予定されています。解説は中村修九段、聞き手は野田澤彩乃女流1級です。大盤解説会の入場者の応募は終了していますが、臨時大盤解説会場も開催されますので、そちらをご利用ください。
詳しくはhttp://www.city.noda.chiba.jp/osirase/osirase20081120.html

里見倉敷藤花、中飛車を採用

Joryumeijin20100131_18_2 Joryumeijin20100131_36
序盤で駆け引きがありましたが、結局18手目△5二飛で里見倉敷藤花の中飛車となりました。以下は駒組み合戦。9時40分ごろには36手目△8三銀まで進みました)

(銀杏)

立会人と記録係

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(立会人の中村修九段。和服で登場。第1局の立会人、豊川孝弘七段も和服だった)

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(本局の記録係を務める上村亘二段。中村修九段門下)

(銀杏)

入室の様子

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(8時52分ごろ、先に里見倉敷藤花が入室。清水女流名人は8時56分ごろに入室。丁寧に靴をそろえた)

(銀杏)

対局前の両対局者

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(駒を並べる清水女流名人(左)と目を閉じて対局を待つ里見倉敷藤花(右)

(銀杏)

もうすぐ対局開始

20100131_noda おはようございます。
中継は文記者と銀杏が担当します。
本日の野田市は晴れです。

(銀杏)

前夜祭食事

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(前夜祭の食事は立食ではなく、テーブルに料理が運ばれてくる形式。ここでは一部を紹介)

(銀杏)

2010年1月30日 (土)

野田澤彩乃女流1級に聞いた第2局の見どころ

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清水さんは昔は近づきがたいと思っていましたが、気さくに話をされます。今日は「最近、忙しい?」と声をかけてくれました。
里見さんは関西なので、あまり会う機会がないのですが、いつもニコニコしていますね。里見さんは今日家から来られ、その話をしていました」

(銀杏)

中村修九段による展開予想

20100130_nakamura_2 「第1局は清水さんが空回ってしまった印象です。第2局の先手番で里見さんの振り飛車に急戦でいくか、持久戦でいくか興味があります。戦型予想は▲7六歩△3四歩▲2六歩△5四歩で里見さんのゴキゲン中飛車が一番人気。それに対して清水さんがどう指すか。急戦かな。ゴキゲン中飛車から相穴熊にはならないでしょう。2枚銀のように、右銀を繰り出す将棋になりそうです」

(銀杏)

前夜祭 4

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(清水市代女流名人のあいさつ。「あたたかい前夜祭を開いていただき、ありがとうございます。挑戦者の里見さんは今をときめく、勢いのある若手。関根金次郎十三世名人に縁の深い場所で指せることは今回の対局はこれからの貴重な財産になると思います。明日は皆様に喜んでいたけるような、自分らしい、いい内容の将棋をつとめたい。報知新聞の将棋欄に注目を!)

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(里見香奈倉敷藤花のあいさつ。「盛大な前夜祭を開いていただき、ありがとうございます。野田は島根と似ていてのどかなところ、落ち着きました(笑)。明日は清水女流名人と戦えることはうれしいです。自分の力を精一杯出し切って、いつも通りに楽しんで指したいです)

(銀杏)

前夜祭 3

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(関根金次郎支部の山崎名誉支部長と須賀副支部長により、花束が贈呈された)

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(両対局者から根本・野田市長に色紙が贈呈された)

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(根本市長からは野田市のコミュニティバスである「まめバス」のチョロQが贈られた)

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(歌手の中山はるみさんが「男一代金次郎」を熱唱)

(銀杏)

前夜祭 2

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(工藤正尚・ユニバーサルエンターテインメント総合内部統制室IR広報グループ部長。「子どものころ、三重県の片田舎ですが、小学校で一、二を争う強さでした。親戚のおじさんに「将棋には大事なことが三つある。十手先を読め、相手が嫌がることをしろ、攻めろ」と言われたことがあります。今考えてみると、将棋だけでなく勝負事全般、生活、仕事にも当てはまるのではないでしょうか。今回はトップの方の攻防を見て、何かをつかみたい)

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(乾杯の音頭は関根金次郎支部の鶴岡潔支部長が行った)

(銀杏)

前夜祭 1

18時になり、関係者や地元支部による前夜祭が行われました。

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(岸洋人・報知新聞社代表取締役社長「近代将棋の父である関根金次郎十三世名人のおひざ元で華麗で優雅で熱い勝負を繰り広げられることを期待しています」)

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(日本将棋連盟常務理事の青野照市九段。「野田市では今年5月に名人戦も行われます。将棋で盛り上げていこうという意識を感じます)

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(根本崇・野田市市長「女流名人戦が昨年に引き続いてできることに感謝したい。昨年も話しましたが「太郎次郎」、太郎は鈴木貫太郎、次郎は関根金次郎です。この二人を宣伝したい。将棋をテーマにした町づくりを行っていきたい)

(銀杏)

検分後

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(スポーツ報知の取材の応じる両対局者)

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(「関根名人記念館」には多くの蔵書がある。興味深げに本棚を眺める里見倉敷藤花。棚には「大山、中原激闘123番」、「升田将棋選集」、「七冠王、羽生善治」などが置かれている)

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(以前、刊行されていた「将棋マガジン」誌を読んで笑顔を見せる清水女流名人と里見倉敷藤花。二人とも程よく肩の力が抜けた状態だろうか)

(銀杏)

検分

両対局者、関係者は14時45分ごろ、「関根名人記念館」に到着しました。
検分は後ろに下がりすぎていた記録机を動かす程度で、数分で終わりました。
その後、記念館の見学をしました。
関係者は宿泊するホテルへ移動、18時から前夜祭となります。

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(記録机が後ろに下がりすぎていたため、棋譜が取りにくかったり、対局者が棋譜用紙を借りにくいため、机を前に移動させた)

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(駒を検分する両対局者。本局では地元愛棋家の「関根名人書」の駒が使用される)

(銀杏)

第36期ユニバーサル杯女流名人位戦第2局は1月31日に対局

清水市代女流名人に里見香奈倉敷藤花が挑戦する第36期ユニバーサル杯女流名人位戦五番勝負第2局は1月31日9時、千葉県野田市「関根名人記念館」にて行われます。
里見倉敷藤花の先勝で迎えた第2局。清水女流名人が1勝返すか、里見倉敷藤花が連勝して女流名人に王手をかけるか注目の対局です。

2010年1月24日 (日)

本局の棋譜

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(ユニバーサル杯第36期女流名人位戦五番勝負、第1局は97手で里見倉敷藤花の勝ち)

(文)

里見「うまく指せたと思う」

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 終局後、報知新聞社による両対局者へのインタビューが行われた。

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<里見倉敷藤花のコメント>

「先手番だったら三間飛車をやろうと思っていました。棒金は予想していませんでしたが、押さえ込まれなかったのでうまく指せたと思います。第2局もしっかり準備して臨みたい」

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<清水女流名人のコメント>

「△7七同金(52手目)で金が重くなりすぎた。よくなかったです。第2局は先手後手が入れ替わるので、しっかり作戦を立てようと思います」

(文)

終局直後

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 終局時刻は16時04分。お互いに疲労した様子だった。

(文)

第1局は里見が勝利

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女流名人位戦第1局は、97手まで挑戦者の里見香奈倉敷藤花が勝ちました。終局16時04分。消費時間は里見2時間13分、清水2時間59分。

(烏)

後手、粘る

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 図は72手目△9七馬の局面。馬を自陣に引きつけて粘ろうという狙いだ。この馬は△9九角成~△9八馬~△9七馬と活用したもの。この手を見た本田女流二段は、「なるほど、こうやって粘るんですね。あきらめてませんね」と頷いた。

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 しかし清水女流名人の持ち時間は残りわずか。ここから形勢を挽回して逆転につなげることはできるのか?

(文)

3時のおやつ

 午後3時、対局室におやつが運ばれた。本日のおやつはケーキと紅茶で、ケーキは「マロンショコラ」という、栗が乗ったチョコレートケーキのようだ。

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 里見倉敷藤花はケーキを食べ、紅茶にレモンを落としてくつろいだ様子だった。中継カメラの映像からは、どことなく余裕が感じられる雰囲気。一方、清水女流名人は背筋を伸ばし盤面に集中している。好対照な両対局者の姿。

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(文)

里見倉敷藤花、優勢に

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 図は65手目▲8一飛成の局面。午後3時過ぎの時点での局面だ。清水女流名人は角金交換で角を手にしているが、歩切れなのが頭の痛いところ。7五のと金や持ち駒の数、玉の堅さなどから判断すると、里見倉敷藤花が優勢の局面といえる。

(文)

レストラン「和彩 旬華」

 以前の記事(「うどんとスープと」)では確認できなかった「本日のカップスープ」。下の写真がそのスープだ。カリフラワーのスープというのはあまり聞かないうえに、それがカプチーノ仕立てになっているのだからこれはもうなんだかすごい料理だ。見ればわかるように、スープの上をほわほわの泡が覆っている。おいしそう。

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Imgp2084_2  こうした料理を作っている場所が、レストラン「和彩 旬華」。メニューには和食、洋食が揃い、朝食と夕食をバイキング形式で提供してくれる。またレストランの前には山梨県産のお酒が陳列されており、珍しい日本酒やワインを見ることができる。

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(文)

豊川七段の冴えた解説

 午後1時40分過ぎ、解説会場で本田女流二段が「あ、指しました」と声を上げた。

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 図は40手目△7五金の局面。清水女流名人はこの△7五金に約40分考えた。里見倉敷藤花はすぐに▲7八飛と応じた。豊川七段が解説する。

Imgp2168 「(△7五金に)これには▲7八飛と引きたいですね。そこで△7六歩▲8四歩△6六金▲8三歩成△7五飛▲8八飛△7七歩成▲同桂△同金▲8四飛と進むのが自然な手順ですかね」、と、途中で本田女流二段と意見を交わしつつ今後の進行を予測する。そして、その局面を「先手もち」と判断した。

「先手は次に▲7二とと入る手がでかいです。歩がたくさんあれば端を突いてあやしくできるんですけど、先手が歩をたくさん持っているのもでかいですね」、と語った。

 座って指し手を待つこと数分。本田女流二段が中継されている棋譜をノートパソコンで確認し、大盤に再現していくと、下の局面が盤上に現れた。

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 図は47手目▲8八飛の局面。対局は解説通りの手順で進行し、豊川七段の予測は見事に的中した。肝心の形勢は、里見倉敷藤花がリードしているようだ。

 大盤解説会は終局までをフォローする予定。

(文)

大盤解説会

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 ホール「メヌエット」では午後1時から大盤解説会が行われている。会場の前に設置された看板を一瞥して通り過ぎたあと、「ん?」と思って看板の前に戻る。よく見ると、両対局者の写真、今日の服装とよく似ている。もしかして意識的に狙ったのだろうか、などと考えつつ会場へ。

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 会場にはすでにたくさんの聴衆が集まっていた。局面は昼食休憩に入ったときのまま動いていない。

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 さて、清水女流名人はどう指すのだろう?

(文)

午後1時、対局再開

 12時50分過ぎ、清水女流名人が対局室に戻る。

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 そして午後1時、「時間になりました」の声に、周囲のカメラマンが動きを止める。「対局再開後の一手」を撮ろうと狙っているのだ。しかし数分経っても清水女流名人が指す気配はない。長考の予感。記者は10分ほどで対局室を後にした。

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(文)

まもなく対局再開

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 12時45分ごろ、里見倉敷藤花が対局室に戻った。盤面を見つめる表情が厳しい。検分時はやわらかい笑顔を見せていたが、今は勝負を意識した女流棋士の顔だ。

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 まもなく、対局再開。

(文)

うどんとスープと

Imgp2090  清水女流名人の昼食は、「あつあつ煮込み吉田うどん(小鉢・いなり寿司・冷奴)」。小鉢はごま豆腐で、上にはカニの卵が添えられている。煮込みうどんは味噌で味付けがしてある。どれもおいしそうだが、天気のいい日なので冷奴が目を引く。喉越しを想像しただけでちょっと堪えられない気分になる。

Imgp2099  里見倉敷藤花の昼食は「本日のカップスープ」にフルーツとケーキ、紅茶。「あまり食べられないんです」と語っていた通り、軽めの食事である。「本日のカップスープ」はカリフラワーのスープ、カプチーノ仕立て。ホテルの方には「泡が消えないうちに撮ってくださいね」と言われた。どうやら泡がポイント、のようである。

 対局再開は午後1時から。

(文)

昼食休憩

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 12時に昼食休憩となった。上の写真はその時点での盤面を写したもの。39手目▲8五歩の局面だ。

 本日使用している駒は大竹竹風作の巻菱湖。日本将棋連盟が創立80周年を迎えた際に贈られたもので、女流タイトル戦で使用されるものとのこと。

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 対局者のいない対局室は、緊張から解放され「ひとときの安らぎ」といった雰囲気。窓から入ってくる風が心地よい。座布団の上には、里見倉敷藤花がお守りとして愛用しているブルーのタオルが確認できた。

Imgp2116 Imgp21131

(文)

穏やかな空

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 午前11時半過ぎ、中継カメラによる対局室の様子。画面下に穏やかな日差しが差し込んでいるのがわかる。観戦記者の蝶谷初男さんによると、「日が当たって清水女流名人の顔がいつも以上に白いです」とのこと。

 天気は快晴。空気も暖かく、早朝の凍えそうだった冷たさが嘘のよう。朝の赤富士もいいが、透き通った青い空の下で見る富士山もまた格別。青と白のコントラストが爽やかだ。

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(文)

清水女流名人、仕掛ける

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 図は32手目△8六歩の局面。先手から仕掛けがあるか、と検討されていた局面から2手進んで、なんと後手から仕掛けが飛んできた。

 ▲8六同角、▲8六同飛は△8五金で大駒が取れる。したがって▲8六同歩の一手に、△1五歩や△7四歩を組み合わせて攻める、という意味のようだ。清水女流名人の積極的な棋風が出た一手といえるが、果たしてうまく手になるのだろうか。今後の展開に要注目だ。

※局面をクリックすると大きい画像でご覧になれます。

(文)

仕掛けのチャンスか

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 図は30手目△8四金の局面。この手に対して里見倉敷藤花が考えている。▲5八金左と陣形を整備するのが普通だが、この手をチャンスと見て仕掛ける順を考えているのかもしれない。

(※局面をクリックすると大きい画像でご覧になれます。)

Imgp2059_3  中継室には午前10時ごろ豊川七段が訪れ、その後入れ替わる形で本田女流二段が来訪。盤を使って棋譜を並べる。 すると再び豊川七段がやって来て、二人で盤を挟んでの検討が始まった。▲4五歩と仕掛ける手や、▲5八金左、▲3六歩などさまざまな手が出てきては、その後の展開がササッと並べられる。

 ▲5八金左に△5二金という手を豊川七段が指すと、本田女流二段が「はあー、金上がりですか……」と感嘆する場面も。

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(棋譜を並べていたら、豊川七段が来た! の図)

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戦型は三間飛車 対 棒金

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図は5手目▲7八飛の局面。里見倉敷藤花が選んだ戦法は中飛車ではなく三間飛車。本田女流二段は「第2局くらいにやるかな、とは思っていたんですが、まさか第一局で使うとは」と、興味深げにモニタを見つめていた。

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図は午前10時半ごろの局面。里見倉敷藤花が29手目に▲4六歩と突いたところだ。後手の清水女流名人の構えは棒金、別名「石田流破り」と呼ばれる手厚い布陣。8三の金で先手の飛車を押さえ込んでいく狙いがある。里見倉敷藤花は飛角をうまく捌けるかが勝負だ。

※局面をクリックすると大きい画像でご覧になれます。

(文)

対局開始

先手を持った里見倉敷藤花の初手は▲7六歩。清水女流名人は一呼吸置いてから△3四歩。

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振り駒

 清水女流名人の手で駒箱が開けられ、駒が並べられた。ほどなく記録係の伊藤和夫三段により振り駒が行われ、と金が三枚出て里見倉敷藤花の先手に決まった。

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清水女流名人、入室

 午前8時50分ごろ、清水女流名人が入室。部屋の入り口で正座し、丁寧に挨拶をしたのち、上座へ移動した。

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豊川七段は和服で登場

 里見倉敷藤花の入室後ほどなくして和服姿の豊川七段が入室。やや緊張した面持ちで長机の中央に着席すると、気持ちを落ち着ける意味があるのだろう、目を閉じて座っていた。

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里見倉敷藤花、入室

 午前8時40分すぎ、里見倉敷藤花が入室。下座について清水女流名人を待つ。

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対局開始前

Imgp1978_2  午前8時半ごろ対局室に向かうと、すでにテレビカメラの準備が行われていた。まだ人は少ない。

 午前8時35分、本田女流二段が入室。続いて米長会長らが入室。今朝の赤富士について談笑していた。

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朝は和食に限る?

Imgp1963_2   朝食は、清水女流名人、里見倉敷藤花ともに和定食。献立は「焼き魚、煮物、卵料理、味付海苔、御飯、赤出汁、香の物」となっている。

 大根おろしが添えられた卵焼き、彩り鮮やかな煮物など、どれもおいしそうだ。

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大盤解説会のご案内

Imgp1830_2 【大盤解説会】

解説者:豊川孝弘七段
聞き手:本田小百合女流二段

会 場:ホテルマウント富士 バンケットホール「メヌエット」
日 時:2010年1月24日(日)
開場/12 :30 開始/13 :00 終了/対局終了(予定)
料 金:入場無料
※入場者数に限りがございますので予めご了承願います。

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赤富士

 早朝、外に出てみると身を切るような寒さ。風が冷たく、肌を刺すようだ。空は雲ひとつなくよく晴れていて、富士山の姿を捉えることができた。

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 朝焼けの光が差してくると、富士山に変化が起こり始めた。富士山は光を受けて徐々に赤くなっていく。

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 冷えた指を吐息で温めながら、富士山が色を変えていく様子を見守る。テラスには、赤富士を撮ろうとカメラを持つ人たちが集まっていた。

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2010年1月23日 (土)

前夜祭

 前夜祭では、報知新聞社の小松崎和夫会長から主催者挨拶があり、続いて米長会長が乾杯を兼ねて挨拶。そのまま歓談となった。両対局者の挨拶はなし。

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(左-米長会長  右-小松崎会長)

 富士急行株式会社の澤辺正恭専務取締役が「わが社の社員は年一回富士山に登ります」と話すと、それに米長会長が「それじゃあ女流棋士も年に一回富士山に登りましょう」と応え、清水女流名人が「えー!」と驚く場面もあった。

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(左-清水女流名人と小松崎会長  右-里見倉敷藤花と澤辺専務取締役、米長会長)

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Imgp1902  とてもおいしそうな料理の数々。左上から順に、

■先付   巻海老艶煮 蕪サーモン寿司 黄金数の子翁巻 芽磁姑 花豆 たらの芽

■お造り

■強肴  あしたか牛ロースト  錦野菜巻 人参 胡瓜 白葱 昆布正油 山葵

■焼物  金目鯛柚香焼  うるい浸し酢味噌 はじかみ

■煮物  新筍土佐煮 山中鴨つくね 南瓜

■揚物  真鱈唐揚 地野菜

■お食事  山芋そば

■甘味  旬華特製デザート

 なお、写真には載っていないが「お椀(蛤安平)」も出されている。料理長は田村道男さん。

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米長邦雄会長、検分に立会い

Imgp1881_2  午後6時に行われた検分の様子。一回目では見られなかった米長邦雄会長の姿が見える。米長会長は山梨県出身。過去にこのホテルで行われた名人戦に対局者として訪れたことがあるという。

 問題となっていた部屋の暗さだが、四隅にライトが追加されたことで、暗さが気にならない程度の明るさに落ち着いた。また空調の音についても問題はないようで、関係者からの「大丈夫でしょうか」との問いに、清水女流名人は「今の状態で(空調が)ついているのであれば、気にならないです」と答えていた。

 二回に分けて行われた検分は、始まって十分と経たないうちに無事終了した。続いて関係者から「前夜祭は6時半からの予定で……」とスケジュールが告げられると、米長会長は「もう少し早くできない? 会長が早くビールを飲みたいと言っている、と伝えなさい」と要求。思わず周囲の顔がほころぶという一幕があった。

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検分の様子

 午後4時より対局室の検分が行われました。主に部屋の明るさをチェックしましたが、どうも窓からの採光を遮ると部屋が暗くなってしまう様子。里見倉敷藤花は駒を並べて確認していましたが、「(駒が)見えにくいかも……」とつぶやいていました。対局室は終始和やかな雰囲気でした。

 途中で現時点での検分はここまでとし、午後6時から再度検分が行われることになりました。そのときの検分では、照明の具合や空調の音が調べられる予定です。

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(採光を遮る前の対局室の様子)

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(ブラインドを下ろすと、対局室がほの暗くなった)

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(暗い中、ストロボを使っての撮影。左奥は立会人の豊川孝弘七段)

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大盤解説会のご案内

Imgp1830_2 【大盤解説会】

解説者:豊川孝弘七段
聞き手:本田小百合女流二段

会 場:ホテルマウント富士 バンケットホール「メヌエット」
日 時:2010年1月24日(日)
開場/12 :30 開始/13 :00 終了/対局終了(予定)
料 金:入場無料
※入場者数に限りがございますので予めご了承願います。

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対局会場「ホテルマウント富士」

今回、会場としてご協力していただくのは「ホテルマウント富士」。富士山の近くに位置し、ロビーやテラス、さらには部屋から山中湖が一望できます。

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(部屋からの眺め。山中湖が一望できます)

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(テラスより撮影。雲が出ていて、残念ながら富士山の姿は拝めませんでした)

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山梨よりご挨拶

Imgp1825_2  いよいよ明日より、ユニバーサル杯第36期女流名人位戦、五番勝負の第一局が山梨県で始まります。清水市代女流名人に挑戦するのは、里見香奈倉敷藤花。本対局はネット中継が行われ、烏記者が棋譜中継を、文が本ブログを担当致します。よろしくお願い致します。

 本局の開催地は山梨県。移動中に見えた富士山は窓から見上げるほど大きく、麓に影を落とす雲が小さく感じられました。バスから降りると、清冽な空気を感じて息が止まります。見ると、地面のところどころには雪が残っていました。風は冷たいですが寒くはなく、さわやかな気分になります。

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2010年1月19日 (火)

ユニバーサル杯第36期女流名人位戦五番勝負、開幕

1月24日(日)午前9時より、ユニバーサル杯第36期女流名人位戦五番勝負第1局が開幕します。清水市代女流名人に対する挑戦者は、里見香奈倉敷藤花。タイトル戦での両者の対局は、2008年・第16期倉敷藤花戦以来となります。

こちらのブログでは、様々な周辺情報や解説など、ユニバーサル杯女流名人位戦の魅力を余すことなくお伝え致しますので、ぜひご覧下さい。