2011年7月13日 (水)

昼食休憩に入る。再開は13時より

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12時10分、図の局面で昼食休憩に入った。おそらく加藤の視線は3五の地点を中心に巡っていたことだろう。次に▲3五歩と打たれると後手も気持ち悪いので、先に△3五歩と受けるだろうか。進行の一例は△3五歩以下、▲2五銀△同銀▲同飛に(1)△3四銀▲2八飛△4五歩、もしくは(2)△3六角▲2六飛△4七角成▲5八角。(1)は受けに重点を置いた指し方で、△6四角のラインで先手の攻撃陣制圧を狙う。(2)は先手の手に乗って積極的に反撃する順。しかし8二飛が参加しないので、へたに動くと先手の手段を増やすだけに終わる懸念もある。これまでの方針に沿っているという意味でも、(1)のような手順が有力と見られている。

昼食の注文は両者ともなし。対局は13時から再開される。

(文)